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ユーロ圏:10月消費者物価、0.1%低下-失業率9.6%に悪化

欧州連合(EU)統計局(ユー ロスタット)が30日発表した10月のユーロ圏消費者物価指数(速報 値)は、前年同月比0.1%低下した。

同時に発表された9月の域内失業率は10年以上で最も高い水準に 悪化した。雇用情勢の悪化が家計の支出抑制を促すとともに小売業者 に値下げを迫り、インフレ率は5カ月連続でマイナスとなった。

消費者物価指数はブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミ スト31人の予想中央値と一致した。9月は0.3%低下だった。

9月のユーロ圏失業率は9.7%(8月は9.6%)に上昇し、1999 年1月以来で最悪だった。

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのクアデン・ベルギ ー中銀総裁は29日、欧州がリセッション(景気後退)から回復しつつ あるものの、インフレは「極めて弱い」水準にとどまるとの見方を示 した。国際通貨基金(IMF)が1日発表した経済見通しによれば、 ユーロ圏の失業率は来年、11.7%まで上昇するとみられている。

INGのシニアエコノミスト、マルティン・ファンフリート氏 (アムステルダム在勤)は、「これらのインフレ数値は、ECBが非 伝統的措置を引き揚げ始めるまでに十分な時間があることを示唆して いる。段階的なアプローチが可能だ」と語った。

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