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オバマ米大統領:完全な景気回復には「程遠い」-GDP統計受け発言

オバマ米大統領は29日、2009 年7-9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)統計について、リ セッション(景気後退)の収まりを裏付けるものだが、完全な回復と 失業減少には「程遠い」との認識を示した。

米商務省がこの日発表した第3四半期の実質GDP速報値は前期 比年率3.5%増加し、5四半期ぶりのプラスとなった。これについて オバマ大統領は、「歓迎するニュースで、リセッションが収まりつつあ ることが裏付けられている」と述べたが、十分でないと付け加えた。

大統領はホワイトハウスで企業幹部らに対し、「米経済の強さを測 るために私が用いる指標はGDPが伸びるかどうかだけではない。雇 用が創出されているか、世帯の支払いが容易になっているか、企業が 採用活動を実施し経営が順調かどうかという側面も考慮する」と述べ た。

米当局者らは、1930年代以来最悪のリセッション(景気後退) からの回復を持続させようとしている。9月の失業率は9.8%と、26 年ぶりの高水準に達した。高い失業率が続けば、約1年後の米議会中 間選挙の結果に影響が及びかねない。

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