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米社債保証コストが5日ぶり低下、GDP統計を好感-CDS取引

29日のクレジット・スワップ(C DS)市場では、米企業の社債保証コストが5営業日ぶりに低下した。 米経済が1930年代以来最悪のリセッション(景気後退)から脱却し たことを示唆する統計が好感された。

フェニックス・パートナーズ・グループによれば、北米の投資適 格級企業125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数の スプレッドはニューヨーク時間午後4時(日本時間30日午前5時) 現在、6.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の102.5 bp。指数の低下は、投資家信頼感の改善を示す。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)のアナリスト、ジェフリー・ ローゼンバーグ氏らは28日付のリポートで、S&P500種株価指数 は28日までの4営業日に4.6%下落したが、社債への需要が引き続 き相場を押し上げていると指摘した。

米商務省が29日発表した第3四半期(7-9月)の実質国内総 生産(GDP)速報値は前期比年率3.5%増加した。景気刺激策によ る個人消費や住宅建設の拡大が寄与。速報値は5四半期ぶりのプラス となり、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央 値(3.2%増)も上回った。

米生命保険大手のメットライフとのプルデンシャル・ファイナン シャルの社債保証コストは低下。両社がポートフォリオの損失を防ぐ ため、資本増強を迫られるとの投資家の懸念が、株価の上昇や信用市 場の回復などを受けて緩和した。

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