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米経済は減速し「非常に停滞した局面」に入る-エンシマのマルパス氏

米エンシマ・グローバルの社長 兼エコノミスト、デービッド・マルパス氏は29日、米経済について、 7-9月(第3四半期)にプラス成長に転じたものの、今後は減速し、 失業率の高い「非常に停滞した局面」に入るとの見通しを示した。

マルパス氏はブルームバーグラジオとのインタビューで、米国は 2%の経済成長と「極めて高い失業率」という「非常に停滞したニュ ーノーマル(新たな標準)」に移行しつつあると指摘。その結果、「米 政府は新たな成長促進プログラムを必死に模索することになろう」と 述べた。

米商務省が29日発表した第3四半期の国内総生産(GDP)速 報値は前期比年率3.5%増と、5四半期ぶりのプラス成長だった。ブ ルームバーグ・ニュースがエコノミスト79人を対象にまとめた予想 中央値は同3.2%増。予想レンジは2-4.8%増だった。

マルパス氏は、10-12月(第4四半期)には自動車買い替え促 進奨励策などの景気刺激策を支えにした「個人消費の拡大が見られな くなる」と説明。「景気の底からの回復力は、非常に脆弱(ぜいじゃ く)だ」との見方を示した。

米労働省が29日発表した先週の失業保険新規申請件数は53万 件と、エコノミスト予想を上回り、成長が上向いているにもかかわら ず労働市場の回復ペースが遅い様子を裏付けた。9月の失業率は

9.8%と、1983年以来の高水準に達している。

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