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米メットライフ7-9月:3四半期連続赤字、債券高が圧迫

米生命保険最大手のメットラ イフが29日発表した2009年7-9月(第3四半期)決算は、3四 半期連続の赤字となった。一部生保の収益改善に寄与した債券相場 上昇が、メットライフにとっては業績圧迫要因となった。

第3四半期の純損失は6億2000万ドル(1株当たり79セント)。 前年同期は6億3000万ドル(同83セント)の黒字だった。デリバ ティブ(金融派生商品)などを除いた営業利益は1株当たり87セ ントとなり、ブルームバーグがまとめたアナリスト17人の予想平 均である86セントを上回った。

メットライフは2000年の上場以来最長となる赤字決算の期間 をさらに延ばした。昨年の信用収縮の間も同社の黒字維持に寄与し たデリバティブが、堅調な相場を受けて一転してマイナスに働いた。 第3四半期には会計基準の適用で債務の価値上昇に伴う損失計上を 余儀なくされた。残存する債務を買い戻して償還するコストのほう が高くつくとの想定に基づくものだ。

スターン・アジー・アンド・リーチのアナリスト、ジョン・ナ デル氏はデリバティブの損失について「メットライフの業績が良い とか悪いとかを示す真の指標とは対照的に、会計上の問題だ」と指 摘した

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