NY原油(29日):大幅反発、米GDPプラス成長で需要増を期待
Mark Shenkニューヨーク原油相場はバレル 当たり2ドル以上の反発。第3四半期(7-9月)の米実質国内総生 産(GDP)が5四半期ぶりにプラス成長となり、燃料需要が拡大す るとの楽観が強まった。
原油相場は前日比で一時3.9%高。米商務省が発表した米GDP 速報値は前期比年率3.5%増加した。ブルームバーグ・ニュースがま とめたエコノミストの予想中央値は3.2%増だった。
コンフルエンス・インベストメント・マネジメント(セントルイ ス)のチーフ市場ストラテジスト、ビル・オグレイディ氏は、「これ はリセッション(景気後退)が終了したことを裏付けるもので、今後 唯一の課題は景気回復のペースがどうなるかだ」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は前 日比2.41ドル(3.11%)高の1バレル=79.87ドルで終了した。年 初来では79%値上がり。
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