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米財務長官:米経済に成長加速の兆し、リセッションは「なお存続」

ガイトナー米財務長官は29日、 米経済には成長加速の兆しがみられると表明。ただ、すべての国民が景 気回復の恩恵を享受しているわけではないと指摘した。

ガイトナー長官は下院金融サービス委員会の公聴会で証言し、米商 務省が発表した第3四半期(7-9月)の実質国内総生産(GDP、季 節調整済み)速報値が前期比年率3.5%増加したことを受け、「この2 年間で最大の成長率だ」と評価。住宅価格は上昇し、米国の貯蓄率も高 くなっていると指摘した。

一方、「これは始まりに過ぎない」とし、住宅ローンの返済に苦し む人や失業者にとって「リセッション(景気後退)はなお存続し、深刻 だ」と述べた。9月の米失業率9.8%に言及し、失業率は「容認できな い高さだ」と付け加えた。

同長官はこの日の公聴会で、破たんした場合に金融システムにリス クを及ぼす可能性がある金融機関の規制改革案について証言。大手銀行 破たんによる「壊滅的な」打撃にも持ちこたえられるよう経済の強化を 目指した法律が必要だと主張した。

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