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新型インフルエンザ、米では第一波で最大570万人が感染も-研究

米疾病対策センター(CDC)と 米ハーバード大学公衆衛生大学院の研究者らによれば、米国では今年、 新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の第一波で最大570万人が 感染した可能性がある。

CDCの機関誌、エマージング・インフェクシャス・ディジージ ズに28日掲載された研究報告によると、今年春の米国での新型インフ ルエンザ患者は確認されたケースとして報告があった数の最大140倍 に上ったとみられる。研究者らが総数の推定に用いたモデルは、4月 から7月までに180万-570万人が感染したことを示唆している。

世界保健機関(WHO)のデータでは、41年ぶりのパンデミック (世界的大流行)となった新型インフルエンザウイルス(H1N1型) が4月にメキシコと米国で発見されて以来、世界で41万4945人余り がこのウイルスに感染。ただWHOはこの数字について、特に症状の 軽いケースについては多くの国で個々の感染例の統計を取りやめてし まっているため、「実際の感染者数よりも大幅に少ない」と指摘する。

CDCのキャリー・リード氏やハーバード大のマーク・リプシッ チ氏らは、「特に深刻なケースが起こりやすい時期に、研究所で確認さ れた症例のみに基づいて判断していては、流行による重大な影響や深 刻さへの理解が限定されてしまう」とし、「確認された症例のみに基づ いて対応計画を策定すれば、医療のシステムやインフラが短期的に不 十分になる恐れがある」との認識を示した。

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