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ドイツ銀:バンカーの報酬準備金引き上げ、1人当たり約4000万円に

独銀最大手、ドイツ銀行は今年 1-9月に、法人向け・投資銀行部門の報酬に向けて前年同期を31% 上回る額を積み立てた。

同行の報酬・給付(退職給付含む)向け資金は42億3000万ユー ロ(約5715億円)と、前年同期の32億3000万ユーロを上回ってい る。同行がこの日の四半期決算の発表に伴い明らかにした。法人向 け・投資銀行部門の従業員数は1万4208人。1人当たりの金額は29 万8000ユーロ(約4040万円)となる。増加分は主としてボーナス の増額に充てられるという。

ヨゼフ・アッカーマン最高経営責任者(CEO)が報酬を引き上 げた背景には、同部門の1-9月の収入が前年同期の2倍以上に増加 し、損益を黒字に復帰させた業績改善がある。

バーデン・ビュルテンベルク州立銀行(LBBW)のアナリスト、 オラフ・カイゼル氏は「バンカーたちの稼いだ額を見れば、ドイツ銀 がボーナス用の資金を増やしたのは当然だと思える」と述べた。

ドイツ銀行はこの日、市場の環境改善と投資家のリスク意欲の高 まりが今四半期の証券・投資銀行各社の業績を押し上げるだろうとの 見方を示した。同行のセールス・トレーディング事業の収益力と収入 は現在の水準を維持するだろうとし、競合他社数の減少を理由に同行 の市場シェアが拡大するとともに利益率は危機前よりも高い状態が続 くとの見通しを示した。

ステファン・クラウス最高財務責任者(CFO)は、セールス・ トレーディング事業の利益率は、商品の種類によって異なるが10- 60%の間だと述べた。

セールス・トレーディングの第3四半期収入は同四半期として最 高だった。一方、バリューアットリスク(1日当たりの最大損失可能 額)の平均は前期比で21%低下し1億1400万ユーロだった。

1-9月の投資銀利益は31億4000万ユーロで、全社の税引き前 利益の70%に相当した。

-Editor: Frank Connelly

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: アムステルダム 木下 晶代 Akiyo Kinoshita +31-20-589-8544 akinoshita2@bloomberg.net Editor: Akiko Nishimae Fumihiko Kasahara、Akiko Kobari 記事に関する記者への問い合わせ先: Aaron Kirchfeld in Frankfurt at +49-69-92041-145 or akirchfeld@bloomberg.net Jann Friedrich Bettinga at +49-69-92041-169 or jbettinga@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Frank Connelly at +33-1-5365-5063 or fconnelly@bloomberg.net

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