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FRBの米国債購入プログラム終了-住宅安定や利回り上昇抑制に寄与

米連邦準備制度理事会(FR B)は29日、3000億ドル(約27兆円)規模の米国債購入プログラ ムを終了した。7カ月にわたる米国債買い入れが住宅市場の安定化に 貢献し、借り入れコストの上昇抑制につながったとの兆候がみられる ことが背景にある。

住宅ローン金利や社債の表面利率などの指標とされる10年物米 国債利回りはFRBの国債購入開始以降、4%を上回ったことはない。 米政府の国債発行額が前年の2倍を超える1兆2500億ドルに達した ものの、利回りは同プログラム発表前日の3月17日の水準を0.5ポ イント弱上回っているに過ぎない。

プライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)のキャンタ ー・フィッツジェラルドのチーフ債券ストラテジスト、ジョージ・ゴ ンキャルベス氏は「10年債利回りが4%に近づいた4-6月は、FR Bの購入プログラムが金利上昇を抑えた可能性が高い」と指摘した。

ニューヨーク連銀はこの日、最後の買い取りとして2013年12 月から2014年9月に償還期限を迎える8種の国債、計19億3600万 ドルを購入した。

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