コンテンツにスキップする

三菱自:7-9月期の純損失100億円、販売低迷などで

三菱自動車の第2四半期(7- 9月期)連結決算は、純損益が100億円の赤字となった。前年同期は 25億円の黒字。販売低迷などが響いた。通期予想は据え置いた。

第2四半期の数値は三菱自が29日発表した4-9月期決算から、 4-6月期の実績をブルームバーグ・ニュースが差し引いて算出した。 それによると、売上高は同48%減の3139億円、営業損益は29億円の 赤字(前年同期は155億円の黒字)、また経常損益が64億円の赤字 (同47億円の黒字)となった。

三菱自の益子修社長は決算会見、低迷している米国市場について 「時間はかかるが回復に期待が持てる」とした上で、同社として「米国 事業の活性化は必要」との認識を示した。また、電気自動車「i-Mi EV」(アイミーブ)の海外市場投入に関しては「電池の生産能力が課 題」と語った。2011年には1万5000台の販売を計画しているが、生 産対応が間に合わない可能性を指摘し、電池を「なるべく前倒しでつく ってもらう」必要があると述べた。

また、4-9月期連結決算は純損益が364億円の赤字だった。前 年同期は128億円の黒字。売上高は前年同期比53%減の5730億円。 営業利益は前年同期の黒字254億円から325億円の赤字、経常利益も 同209億円の黒字から342億円の赤字となった。1株当たり純損益は 6円57銭の赤字(前年同期は2円31銭の黒字)だった。

営業利益の増減要因としては、販売台数の低迷で969億円、為替 で208億円のマイナス、原材料・資材費の低減で171億円のプラスな どとなっている。上半期の販売台数実績は、日本が前年同期比8%減の 7万7000台、欧州で同44%減の9万3000台と大きく落ち込んだが、 中国や台湾の販売が同4割程度伸びたことで、世界販売の合計は44万 5000台(同26%減)と、期初計画の42万7000台を上回った。

下期については、小売り販売計画を対上期比で4万2000台上積み し、為替の前提を対ドルで88円(上期実績95円)、対ユーロで130 円(同133円)とした。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE