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資生堂:今期純利益予想を一転増額修正-株価上昇に転じる

国内化粧品最大手の資生堂は29日、 今期(2010年3月期)連結純利益予想を一転引き上げた。純利益予想は いったん減額したが、コスト削減を継続する中で特別損益が改善する。

東証で29日開示した今期純利益予想は310億円。従来予想(300億 円)を3.3%引き上げた。前期比では60%増益になる。税金費用の減少 も利益拡大に寄与する。今期純利益予想は7月末に期初予想(310億円) を引き下げており、元に戻す形になる。

本業の儲けを示す営業利益や売上高の予想は、従来見通しを維持し た。主に国内でマーケティング費や経費を10月以降も削減、利益を確保 する。同時に開示した第2四半期(4-9月期)純利益は178億円と前 年同期比で11%減った。国内化粧品の一部価格帯の販売が苦戦した。

この決算を受け資生堂株は上昇に転じた。岡三証券松村梨加アナリ ストは「4-9月の営業利益が会社計画を約30億円上回ったことはポジ ティブ」と述べ「今期営業利益の達成の確度が高まった」と評価した。 午前に6%近くまで下がった株価は一時61円(3.8%)高の1651円まで 急上昇した。午後2時44分現在で47円(3.0%)高の1637円。

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