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OBC株続伸、コスト制御力評価し大和は2段階格上げ-「7」需要も

業務ソフトウエアメーカーのオ ービックビジネスコンサルタント(OBC)株が一時、前日比3.8%高 の4420円と続伸。研究費開発費などコスト制御力を評価し、大和証券 SMBC金融証券研究所では28日に投資判断を「3(中立)」から 「1(買い)」に2段階引き上げており、利益の出やすい経営体質を評 価する買いが優勢になった。

大和SMBCの上野真アナリストは投資家向けメモで、主力製品の 新シリーズ「奉行iシリーズ」を投入したが、OBCは「売上高に外注 費が連動するソフトウエア受託開発会社と異なり、最大のコストである 研究開発費をコントロールできる」との認識を示唆。また会社側への取 材を通じ、「来期は増収でも、いったん絞ったコストは容易に増やさず との感触を得た」という。

大和ではOBC株の妥当株価について、2012年3月期の予想1株 利益255円に景気回復時のセクターPER16-18倍、高収益企業のプ レミアム20%を付与、4890-5500円と試算した。直近の急激な調整で 割安感が目立つとし、さらに米マイクロソフト(MS)の新しい基本ソ フト(OS)「ウィンドウズ7(セブン)」版への更新特需も期待でき る、と上野氏は見ている。

OBCが27日午後2時30分に発表した09年4-9月期(上期) 決算は、売上高は前年同期比1.4%減ったが、研究開発費や販売費など のコスト削減効果で単独営業利益は51%増の26億円と膨らんだ。10 年3月通期に関しては、20日に上方修正した水準の前期比21%増の 55億円を維持、修正前は同12%減の40億円だった。

ブルームバーグ・データに登録された担当アナリスト5人の通期 の営業利益予想の平均値は53億円、最高値56億円、最低値48億円。 ただ、過去4週間で2人のアナリストが業績予想を上方修正しており、 市場関係者の間で過度の悲観論が後退している状況がうかがえる。

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