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NECエレ株が業績悪化でストップ安、親会社も3月来安値

システムLSI(大規模集積回 路)会社のNECエレクトロニクス株が、28日に業績予想を大幅下方 修正したことで一時前日比100円(13%)安の650円とストップ安 (値幅制限いっぱいの下げ)を付けた。4月1日以来、ほぼ7カ月ぶり の安値水準。午前終値は99円安の651円。

7割を出資する親会社NECの株価も3日続落して一時253円と、 3月以来の安値を付けた。午前終値は3.8%安の255 円。同社は29日 の取引終了後に第2四半期(7-9月)決算を発表予定。

今回の修正でNECエレは、通期(2010年3月期)の純損失予想 を、従来の6倍強となる550億円まで拡大。前期の684億円の赤字か らゼロへの浮上を目指すとしていた営業損益も、465億円の赤字予想に 一変させた。夏場以降、ゲーム機向けLSIなどが不振に転じたため。

みずほインベスターズ証券の石田雄一アナリストは、半導体業界で は最近、東芝やエルピーダメモリが7-9月期で営業黒字に転換してい ただけに、NECエレクの損益悪化は「ネガティブサプライズ」だと指 摘。来春のルネサステクノロジとの統合に向け「拠点と製品群の統廃合 に大なたを振るえるか」がポイントとしている。

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