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ドルは11%の過小評価-早期の上昇ない見込み-クリーブランド連銀

米クリーブランド連銀の調査リポ ートによると、ドルは先進国および新興国の通貨に対し、11%過小評 価されており、この状態はしばらく続く可能性があるという。

この調査リポートは同連銀エコノミストのオーエン・ハンページ 氏とキャロライン・ヘレル氏が執筆。同連銀のウェブサイトに27日掲 載された。それによると、購買力平価に基づくと、ドルはほかの主要 国通貨に対する適正価値と比べても7%割安という。

調査リポートは「ドルは現在、購買力平価の水準と比較すると過 小評価されているように見えるものの、ドルの為替レートが迅速ある いは常に上昇する必要はない」と指摘。「実質為替相場には、購買力平 価と一致する水準から、大幅かつ持続的な偏差がみられることはある」 と説明した。

米国の主要貿易相手国の通貨に対するドルの動きを示す米連邦準 備制度理事会(FRB)の指数によると、ドルは3月以来、15%下落 している。

同連銀のエコノミストらは、購買力平価からのドルの偏差は、米 国でインフレが加速し、競合国よりも国内価格が上昇することで是正 される可能性があると指摘。「必要な調整は為替レートではなく、物価 を通じて起きる可能性がある。われわれが見落としている何かを為替 市場が見つけることがないよう期待しよう」とリポートで記した。

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