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カナダ・ドル:下落、対米ドルで約3週ぶり安値-株式・原油安で

28日の外国為替市場で、カナダ・ ドルは米ドルに対して下落し、3週間余りで最も安い水準となった。 カナダの最大の輸出品である原油の値下がりに加え、株安が高利回り 資産への需要を抑制した。

カナダ銀行(中央銀行)のカーニー総裁はこの日の議会証言で、 カナダ・ドル高が同国経済を脅かしているとの認識をあらためて示し た。

オンライン為替取引オアンダの通貨アナリスト、ディーン・ポッ プルウェル氏(トロント在勤)は「リスク回避の姿勢、カーニー総裁 の発言、株式相場、米ドル高が短期的にカナダ・ドルの下げ圧力にな るだろう」と述べた上で、「ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条 件)が引き続きカナダ・ドルを支援しているものの、もっと有利な買 い場がある」と指摘した。

カナダ・ドルはトロント時間午後5時(日本時間29日午前6時) 現在、前日比1.5%安の1米ドル=1.0811カナダ・ドル(1カナダ・ ドル=0.9250米ドル)。前日は1.0647カナダ・ドルだった。一時 は1.0814米ドルと、5日以来の安値を付けた。カナダ・ドルは今年 に入り対米ドルで13%上昇しているが、今月は1.1%値下がりして いる。

カナダ国債市場では、2年物国債(表面利率1.25%、2011年 12月償還)の利回りが5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 低下し、1.43%だった。価格は10セント上げて99.63カナダ・ド ル。

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