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欧州債:独5年債上昇、リスク回避の動き強まる-利回り2.42%

欧州債市場ではドイツ5年債 相場が上昇し、同利回りは2週間ぶり低水準となった。キヤノンやア ルセロール・ミタルなどの決算が減益となったことを受け、比較的安 全な資産である国債への需要が高まった。

先進国の銘柄で構成するMSCI世界指数が7営業日連続で下落 したことを受け、独10年債利回りは一時、21日以来の低水準とな った。デジタルカメラ世界最大手のキヤノンが7四半期連続の減益と なったほか、世界最大の鉄鋼メーカー、欧州のアルセロール・ミタル は市場予想を下回る利益となったことも材料視された。ドイツ政府はこ の日、総額61億ユーロ相当の5年債と10年物インフレ連動債を発行 した。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・ スタメンコビッチ氏は「株式相場の上昇は勢いを失いつつあるようだ。 これが国債相場の押し上げ要因となった。国債と株価の逆相関関係が戻 りつつある」と語った。

ロンドン時間午後4時15分現在、5年債利回りは前日比2ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.42%。一時は

2.40%まで下げ、14日以来の低水準を付けた。同国債(表面利率

2.5%、2014年10月償還)価格は前日比0.07ポイント上げ

100.38。10年債利回りは3.25%と、前日からほぼ変わらず。2年 債利回りは1bp下げ1.28%となった。

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