コンテンツにスキップする

10月独消費者物価指数:前年比変わらず、低下予想に反し(Update1)

ドイツ連邦統計庁が28日発 表した10月の同国の消費者物価指数(速報値)は、欧州連合(E U)基準で前年同月から変わらずとなった。原油相場の回復に伴い、 一部のエネルギー価格が上昇し始めた影響で、インフレ率は予想に反 してゼロとなった。

10月の指数は前月比では0.2%上昇した。ブルームバーグ・ニ ュースがまとめたエコノミスト調査の中央値では、10月の指数は前 年同月比で0.1%低下、前月比では0.1%上昇と見込まれていた。9 月は前年同月比0.5%の低下だった。

10月の原油相場は昨年9月以来、初めて前年水準を上回り、イ ンフレの下振れ圧力を抑制した。ドイツ連邦銀行(中央銀行)は19 日、4-6月(第2四半期)にリセッション(景気後退)から脱却し た国内経済は7-9月(第3四半期)も引き続き回復しているとの見 解を示した。

北ドイツ州立銀行(ノルトLB)のエコノミスト、イエンス・ク ラマー氏(ハノーバー在勤)は、「インフレは数カ月後にはプラスに 転じるだろうが、欧州中央銀行(ECB)が懸念する水準には上昇し ないだろう」と語った。

ECBは今年5月以来、政策金利を過去最低の1%に据え置いて いるほか、景気回復への支援として銀行に大量の資金を提供している。

16カ国から成るユーロ圏の消費者物価は9月に前年同月比

0.3%低下し、4カ月連続で前年割れとなった。10月のインフレ統 計は30日に発表される。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE