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UBS:報酬の中の固定給与の割合を引き上げへ-ボーナス批判受け

スイスの銀行大手UBSは、 すべての従業員について報酬の中の固定給与の割合を引き上げる方針 だ。信用危機を受けたボーナス批判に対応する。

同行は5日付の従業員向け文書で、「将来はUBSの報酬中の固 定給与を十分に高くし、変動部分を毎年調整しながら、報酬総額が市 場の標準並みを維持できるようにする」と説明している。UBSの広 報担当者は文書の内容について肯定したものの、報酬システム変更の 時期には言及しなかった。同行の従業員数は7万1806人。

UBSは昨年11月に、幹部向けの報酬システムを見直し、返還 を求めることができる条項を加えるなどの変更を実施した。関係者3人 が今年5月に明らかにしたところによれば、投資銀行部門のベテランバ ンカーの給与はボーナス削減による人材流出を防ぐため50%引き上げ られた。

文書によると、各部門の変動報酬向け準備金は将来的に、資本コ ストを差し引いた後の収益に連動させる。ただ、報酬システムの変更 は「当行にとって最重要の事業が黒字を回復した」後に実施するという。 「移行期である2009年の報酬決定については、すべての部門につい て市場での競争力を保つことを主眼にする」としている。

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