コンテンツにスキップする

ノルウェー、景気後退以降の欧州で最初に利上げ-追加も示唆

ノルウェー中央銀行は28日 開いた政策決定会合で、政策金利である翌日物預金金利を過去最低 水準から0.25ポイント引き上げ1.5%とすることを決定した。同 中銀はまた、インフレが加速し、失業が低水準にとどまるとの見方 に基づき、今後3年の利上げ幅が従来見通しよりも大きくなること を示唆した。

信用危機の悪影響が和らぎ始めて以来、欧州の中銀としては最 初の金融緩和の解除となった。ブルームバーグ・ニュースがまとめ たエコノミスト調査では、20人中19人が0.25ポイントの利上げ を見込んでいた。残る1人は0.5ポイントの引き上げを予想してい た。

同中銀は声明で、「失業は今後数年にわたり低水準にとどまる ほか、賃金上昇は従来予想よりも高いとみられる」との見方を示し、 「これは高インフレを示唆するもので、主要政策金利がこれまでの 見通しよりもややより速く引き上げられる必要があることを示して いる」と説明。中銀は2012年の政策金利が平均で4.25%となると 予想。6月時点での予想は3.75%だった。

世界5位の石油輸出国であるノルウェーは4-6月(第2四半 期)にリセッション(景気後退)から脱却した。石油業界への投資 や、国内総生産(GDP)比率で4.7%に相当する景気刺激策、記 録的低水準の借り入りコストなどが内需喚起につながった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE