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【テクニカル分析】原油、70ドル保てば上昇トレンド維持-NAB

ナショナル・オーストラリア 銀行(NAB)のチャート分析によると、原油相場は今月上昇した分 を打ち消し1バレル=70ドルに向かっても上昇トレンドを維持する 可能性が大きい。

原油相場はここ3営業日80ドルを下回って推移している。ドル 高と株式相場の下落で、トレーダーが利益確保の売りを出している。 NABのテクニカルアナリスト、ゴードン・マニング氏(シドニー在 勤)は一段の下落の可能性もあるが、4週間続いた上昇相場の反転に ついて「まだそこまでは行っていない」と述べた。

マニング氏は電話インタビューで、「相場は揺れているが、深刻 な損害はまだ出ていない。70ドルを上回っている間なら、相場パタ ーンは依然非常にポジティブだろう。原油が70ドル近辺まで下落し てもまだ大丈夫だ」と語った。

原油相場は21日に1年ぶりの高値82ドルを付けたが、上昇ペ ースが速過ぎるとの見方から下落に転じた。ドル高も商品相場の魅力 低下につながった。

マニング氏は9月30日に、原油価格が70ドルを超えると予想 し的中させた。10月26日の週間リポートでは、下値支持線の目標 を69.77-66.10ドルとしている。原油相場が88-100ドルに近づ くという長期目標は据え置いている。

原油相場は昨年10月以降、88ドルを上回る水準で取引されて いない。これは、同年7月に付けた過去最高値147.27ドルと12月 の安値32.40ドルのほぼ中間の水準に相当する。

マニング氏は「短期的には慌てて買うことはない。どの程度まで 下げるか、じっくり眺めている余裕があるはずだ」と語った。

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