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オービック株が急反発、経費圧縮で上期増益確保-厳しい環境下で健闘

独立系システムインテグレーター (SI)のオービックの株価が急反発。企業のIT(情報通信)化投資 抑制が続く中、主力のSI事業は苦戦しているが、経費圧縮などで販売 管理費を下げ、収益性を高めている。上半期(4-9月)の純利益が会 社計画を上回ったことを受けて買いが膨らんだ。

午前終値は前日比7.9%高の1万5220円で、東証1部上昇率ラン キング3位。出来高は3万660株と、過去5営業日の終日平均(1万 9600株)を60%近く上回った。一時は1万5300円まで上伸し、9月 14日以来の高水準を付けた。

上半期の連結純利益は前年同期比4.5%増の59億円と、事前の計 画を8.3%上回った。主力のSI事業の売上高は同5.1%減少したが、 販売管理費を3.4%削り、営業利益率は33.8%と前年同期から2.4ポイ ント向上した。

ドイツ証券の菊池悟アナリストは27日付の投資家向けメモで、 「需要環境が低調の中では健闘している」と評価する。同氏は、下半期 から顧客への導入を図る新製品「Obic7FX」について、「取り扱いやす く、当社の生産性をさらに高める潜在力を持つ」と紹介し、今後の業績 の注目点とした。一方で、「新製品の取り扱い開始は一時的に生産性を 低下させる要因となりえる可能性には留意が必要」とも指摘している。

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