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信越ポリ株3カ月ぶり上昇率、半導体回復や統廃合で今期増益確保へ

塩化ビニール樹脂加工の信越 ポリマー株が一時、前日比11%高の612円と急反発。7月29日 (12%)以来の上昇率を記録した。半導体関連製品の受注回復傾向、 固定費の削減などを進めた結果、今期業績は増益を確保する見通しと なり、過度の業績懸念が和らいだ。

同社経理グループの山下博マネジャーによると、政府が実施する エコポイントの影響で液晶テレビなど家電製品が伸び、「半導体製造 製品の受注が7月以降回復に向かっている」という。また、生産拠点 の統廃合や不採算製品の生産取り止めなど経営の合理化も進めている。

信越ポリは27日、合理的な算定が困難とし、これまで未定とし ていた今期(2010年3月期)業績予想を開示した。連結経常利益は 前期比86%増の23億5000万円の見通し。4-9月期(上期)は前 年同期比68%減の6億1700万円と大きく落ち込んでいただけに、 会社側が下期(09年10月-10年3月期)の業績回復を見込んでい ることが分かった。

ブルームバーグ・データにある担当アナリスト2人の10年3月 期の連結経常利益予想は平均で9億5000万円。最高値13億円との 比較でも、会社側計画はこれを81%上回った。

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