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英BP:ヘイワードCEOの復活へのかじ取り順調-コスト減と増産

欧州2位の石油会社、英BP は在任が2年を超えたトニー・ヘイワード最高経営責任者(CEO) の下で復活を遂げつつある。同社は目標を10億ドル(約910億円) 上回るコスト削減を達成する見通しだ。

今年創立100年を迎えるBPは、過去3四半期の決算がアナリ ストの予想を上回っている。過去半世紀で最悪のリセッション(景気 後退)に見舞われる中で、原油の値動きは大きくなっており燃料需要 は減退している。このような状況は、29日に決算を発表する米エク ソンモービルや英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルにとっても障害にな っている。

オッペンハイマー(ニューヨーク)の石油・ガス調査担当ディレ クター、ファデル・ガイト氏は「トニー・ヘイワードの下、BPは正 しい方向に向かっている。彼はどのCEOよりも迅速にコストを削減 する」一方で生産も増やしていると指摘した。

BPは27日、7-9月期決算で一時的な項目や在庫変化を除い た利益が46億7000万ドルになったと発表した。ブルームバーグが 11人のアナリストを対象に実施した調査の予想中央値は32億5000 万ドルだった。BPはメキシコ湾での増産により、2年続いた生産の 減少を反転させている。

ヘイワード氏が2007年5月にCEOに就任した際には逆風が 吹いていた。05年3月には米テキサス州の精製施設で15人が死亡 する爆発事故があったほか、アラスカ州では腐食したパイプラインか ら原油が漏出するなどBPの評判は地に落ちていた。

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