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豪NAB:4-9月は赤字、不良債権増加で-9月通期は減益

企業向け融資でオーストラリア 最大手のナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が28日発表し た2009年4-9月(下期)決算は赤字となった。貸倒損失費用の増加 などが響いた。

発表文によれば、純損益は7500万豪ドルの赤字。前年同期は18 億5000万豪ドルの黒字だった。

1月に就任したキャメロン・クライン最高経営責任者(CEO) は、貸倒損失が拡大する中で利益の確保を図るため、同社としては07 年以来で最大となる買収攻勢に乗り出し、生命保険や住宅ローン、資 産運用事業を獲得した。

同CEOはこの日、シドニーでの説明会で記者団に対し、「見通 しには幾つかプラスの兆候も表れているが、幾分慎重になる必要もあ る」と指摘。資産の質についても「安定しつつある可能性があるが、 克服すべき問題がまだ残っている」と説明した。

9月通期(08年10月-09年9月)決算は、不良債権の拡大と英 国部門の利益減少で減益となった。純利益は25億9000万豪ドルと、 前年の45億4000万豪ドルから減少。ブルームバーグがまとめたア ナリスト7人の予想平均は41億8000万豪ドルだった。

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