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野村HD:中間復配へ、7-9月期230億円程度の黒字か

野村ホールディングスが復配する見 通しとなった。第2四半期(2009年7-9月)連結決算は黒字を確保し、 配当のベースとなる上期の純利益は230億円程度に上ったもようだ。ブ ルームバーグ・ニュースが取材したアナリスト6人のうち5人が「復配 する見込み」と答えた。野村は28日午後に決算を発表する。

野村の配当についてアナリストらは「2円から5円」の範囲で復活 すると予想。一方、第2四半期の純利益予想の平均値は115億円の黒字 (前年同期は729億円の赤字)だった。株式引き受けや投資信託販売に よる手数料収入が好調だったとみている。野村は今期から四半期配当を 年2回(9月末、3月末)に変更。09年1-3月期から配当を停止して いる。

配当は投資家にとって重要な運用収益の一つ。安定配当は長期保有 にもつながる。だが、野村の前期決算は過去最悪の7082億円の最終赤字 となり、無配に転落。渡部賢一社長は6月25日に開催した株主総会で大 幅赤字を陳謝し、今期中にも復配を目指す意向を示していた。

クレディ・スイス証券の大野東アナリストは、野村の上期配当は「2 円」での復活を見込む。安定的な配当を続けるには「黒字幅の拡大が必要 」と指摘。ただ、国内部門の成長には限界があり「旧リーマン・ブラザー ズからの収益寄与や米国でのビジネス拡大がカギ」になると分析してい る。

この日の野村の株価は午前の取引前半にかけて上昇基調を強め、一 時は前日比16円(2.5%)高の657円を付けた。TOPIXの業種別指 数では午前10時6分現在、野村株が証券指数の中で寄与度1位となっ ている。

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