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国際協力銀、過去最大の政府保証グローバル債発行へ-30億ドル

国際協力銀行(JBIC)はニュー ヨーク時間27日、日本政府保証の外債としては過去最大の案件となるグ ローバル債の募集を行った。発行日は11月5日。同行国際財務部の石川 輝氏が明らかにした。

国際協力銀が募集したグローバル債は発行額30億ドル、年限3年。 表面利率は2.125%、発行価格は99.96%(利回り2.139%)だった。発 行利回りのスワップレート(中値)に対する上乗せ幅は15bp(1bp=

0.01%)、米国債利回りでは58.8bpとなる。格付けは、ムーディーズの Aa2、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のAAを取得する 。ロンドン証券取引所に上場する。

国際協力銀行の石川氏は、「投資家からの需要動向や発行コストを考 えて年限3年を選択した」とコメントした。一般的に、長期債ほど価格 変動リスクは大きく、また、信用リスクも大きくなることも考慮したと いう。

主幹事は、バークレイズ、BOAメリルリンチ、JPモルガンが共 同で務めた。今回の案件は、今年6月の2年債(25億ドル)を超える大 型起債となる。

販売先は、欧州・中東・アフリカが39%、アジアが33%、米国が 22%。投資家層の割合は、銀行が38%、中央銀行・公共セクターが28 %、投信・投資顧問が25%。

共同主幹事によると、投資家への需要調査では、発行利回りについ てスワップレート(中値)に対して15bpから20bpの上乗せで打診した 結果、最終的には下限の+15bpで決まった。

共同主幹事のJPモルガン証券の公共法人営業部担当者は、グロー バルな投資家にとって、日本政府保証の外貨建て債は希少価値がある上 日本政府の信用力やJBICの政策的な役割などが評価されたと語った 。JBIC債の人気は高く、最終的に37億ドルを超える需要があったと いう。

JBICは2008年10月の政府系金融機関の再編により、日本政策 金融公庫の国際金融部門として、国際業務を行っている。外債で調達し た資金はJBIC国際金融部門の業務に充当される。

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