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リーマン:新生銀主導のサンライズ再建阻止で挫折-破産裁が請求退け

昨年経営破たんして現在事業清 算が進められている米証券会社リーマン・ブラザーズ・ホールディン グスがアジア子会社サンライズ・ファイナンスの再建をめぐり、米破 産裁判所判事に対して新生銀行主導の更生手続きを差し止めるよう求 めた申し立てについて、同判事は27日、これを退ける判断を示した。 リーマンは、サンライズの再建が新生銀主導で行われた場合、回収で きるはずの4億9000万ドル(約450億円)が失われると主張していた。

リーマンはニューヨーク連邦破産裁のジェームズ・ペック判事に、 米投資家クリストファー・フラワーズ氏が支援する新生銀がサンライ ズ再建で主導権を握るのを阻止し、破産法の適用を申請した企業の資 産を債権者から保護する規則に新生銀が違反していると認定するよう 求めた。ペック判事はこの日、「十分に検討」した結果、これを行わ ない判断を書面で示した。

リーマンは現在、サンライズを含む関連会社からの資金回収を図 っている。リーマンの広報担当、キムバリー・マクロード氏はコメン トを控えた。

リーマンが8月12日に裁判所に提出した書面によれば、昨年破 たんしたサンライズの自社再建計画では、債務の20%の返済が予定 されており、返済額はリーマン・ブラザーズ・アジア・ホールディン グスに約4億9000万ドル、リーマン・ブラザーズ・ホールディング スに3万ドル、新生銀に5200万ドルとされている。新生銀は自行に 全額返済する一方、リーマンには全く返済しない計画案を東京の裁判 所に提出した。

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