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JPモルガンのCEO:報酬制限受けた競合他社から人材引き抜かず

米銀JPモルガン・チェースの ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は27日、公的資金 の注入により報酬制限を課されて経営している競合他社から、最も優 秀な人材を積極的に引き抜く考えはないと述べた。

ダイモンCEOはニューヨークで開かれた米証券業・金融市場協 会の会合で、「自由のきかないこれらの企業から離反する人々につい ては道徳的な問題がある」と述べ、「『最も優秀な人材を採用しに行こ う』と言うのは間違いであり、われわれはそうしたことは行わない」 と言明した。

JPモルガンは6月に250億ドル(約2兆3000億円)の公的 資金を返済しており、まだ返済していないシティグループやバンク・ オブ・アメリカ(BOA)のような報酬制限は受けていない。オバマ 政権で企業幹部報酬の特別監督官に任命されているケネス・ファイン バーグ氏は22日、アメリカン・インターナショナル・グループ(A IG)とシティグループ、BOAなど過去1年間に多額の政府支援を 受けた7社に対し報酬削減を指示。現金給与は約9割、報酬総額は平 均5割カットとなる。

JPモルガンは6月、シティグループの投資銀行部門で化学企業 を担当していたロバート・ジェフリーズ氏を採用。BOAの傘下に入 ったメリルリンチからはウィリアム・リフキン氏をM&A(合併・買 収)担当の副会長として迎えている。

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