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欧州債:上昇、独10年債利回り3.28%-株下落で需要高まる

欧州債市場ではドイツ国債相場が 上昇。株の下落を背景に、景気回復が足踏みするとの懸念から国債へ の需要が高まった。

先進国23市場で構成するMSCI世界指数が0.5%下げたこと を受け、独10年債利回りは8ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)低下。下げ幅は8月14日以降で最大となった。イタリアの 10月消費者信頼感指数が予想外に低下したことで、欧州中央銀行 (ECB)が政策金利を過去最低水準に据え置くとの観測が高まった ことが手掛かり。

また、ECBが発表した9月のユーロ圏マネーサプライ(通貨供 給量)統計によると、家計と企業向け融資が統計開始以来で初めて前 年同月の水準を割り込んだことも国債の買いを誘った。

DZ銀行の債券ストラテジスト、グレン・マルシ氏(フランクフ ルト在勤)は、「現時点では、投資資金が株から離れていることが、 国債の基本的な押し上げ要因となっている。われわれは景気回復を過 度に楽観視していた」と語った。

ロンドン時間午後4時52分現在、独10年債利回りは3.28%に 低下。前日は3.39%と、9月23日以来の高水準を付けた。同国債 (表面利率3.5%、2019年7月償還)価格は0.65ポイント上げ

101.82。2年債利回りは前日から6bp下げ1.30%。

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