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日立建機:4-9月期純損益は73億円赤字-通期据え置き(Update1)

国内2位の建設機械メーカー日立 建機が27日に発表した第2四半期累計期間(2009年4-9月)の連結 純損益は、73億円の赤字だった。従来予想の85億円の赤字より、赤字 幅を抑えた。前年同期は222億円の黒字。

売上高は在庫調整の影響から前年同期比40%減の2723億円となっ た。従来予想は2700億円だった。利益が予想を上回ったのはコスト削 減の効果。子会社TCMの赤字分や円高の影響を人件費や外注コストな ど間接費の削減でカバーした。

地域別の売上高では全地域が前年同期を下回った。鉱山機械が好調 なアジア・大洋州は、地域別構成比で前年同期の20%から24.2%に高ま った。台数で増加した中国でも、円高や在庫調整の影響で現地連結子会 社の業績は不振で、金額ベースでは前年同期を下回った。

中国市場全体は成長しており、会見した桑原信彦専務によると、同 社の販売も「台数ベースでは伸びており、下期の販売は市場の伸び率並 みになる」という。

ただ桑原専務は、中国市場は回復したが「他地域も含めた不透明感 が払しょくされたわけではない」と指摘。下期の想定為替レートを円高 方向に修正したこともあり、通期の業績予想は据え置いた。

日立建機が同時に発表した油圧ショベルの世界需要の伸びは、中国、 北米が7月時点の予想より上方修正となった。西欧、アジア・大洋州は 横ばい、日本、ロシアなどが7月予想より落ち込む見通し。

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