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栄研化株が午後急落、販売競争激化で利益率低下-上期業績下振れ

臨床検査薬大手の栄研化学の株価 が午後1時の業績発表を受けて急落。前日比8.4%安の1002円まで売 られ、半月ぶりの低水準に沈んだ。豚インフルエンザ(新型インフルエ ンザ)の検査キットなどを手がかりに株価は堅調に推移してきたが、上 半期決算が計画を若干下回ったほか、通期業績予想の変更がなかったた め、失望売りが出たようだ。

栄研化の上半期(4-9月)連結営業利益は前年同期比7.5%増の 12億5200万円で、事前の計画を3.2%下回った。主力の便潜血検査用 試薬や尿試験紙は伸びたが、生化学的検査用試薬は価格競争によって収 益性が低下、営業利益率は9.0%と、想定を0.3ポイント下回った。

会社側は2010年3月期の業績予想を期初計画のまま据え置いた。 連結売上高は前期比2.6%増の268億円、営業利益は同6.1%増の19億 4000万円。

株価は4月下旬の640円近辺から8月下旬の1296円まで上昇、新 型インフルエンザの体外診断キットの製造販売承認を取得していること から、インフル関連株の代表格として個人投資家などが注目していた。

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