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高純度株3カ月半ぶり下落率、通期業績維持に失望-メッキ薬品は回復

電子部品用の貴金属メッキを手 掛ける日本高純度化学株が一時、前日比9.3%安の32万1000円と急 反落し7月7日以来、およそ3カ月半ぶりの下落率を記録した。前日発 表された上期決算では、従来計画を上回る利益水準となったが、通期業 績予想を据え置いたことへの失望が広がった。

SMBCフレンド証券投資情報部の野口靖主任は、23日付の日本 経済新聞朝刊で上期経常利益上振れの可能性が報じられたことに触れな がら、「今回の決算内容自体にサプライズはなかったものの、上期業績 は好調との見方が広がっていた。通期業績予想の据え置きをきっかけに、 先行きに慎重な見方が強まった」と指摘している。

日高純度化が26日の取引時間終了後に発表した上期(2009年4 -9月)決算によると、単体経常利益は前年同期比25%減の6億9800 万円と、従来計画を2億800万円上回った。海外市場で、半導体パッ ケージ基盤やマザーボード向けの貴金属メッキ薬品の販売が好調に推移。 従来計画と比べ、減益幅は大きく縮小した。

据え置かれた10年3月期の経常利益予想は前期比1%増の11億 3000万円。ブルームバーグ・データに登録されたアナリスト3人の同 予想平均値は14億700万を見込んでいた。

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