コンテンツにスキップする

FCC株反落、通期利益増額も予想届かず-二輪クラッチは堅調推移

ホンダ向け中心のクラッチメ ーカー、エフ・シー・シー株が1.4%安の1967円とこの日の安値で 午前を終了。アジアでの二輪車用クラッチ販売の伸びなどで今期の業 績予想を26日に上方修正したが、連結純利益の増額幅はアナリスト 予想平均に届かず、売りに押された。

立花証券の平野憲一執行役員によると、投資家らは「想定為替レ ートの円高方向への見直しなどに伴い、見直された純利益計画がアナ リストコンセンサスに未達となったことに着目した」という。

新しく示された今期(2010年3月期)の連結純利益は従来予想 を5億円上回り、前期比82%減の7億円となる見通し。為替の円 高・ドル安傾向は懸念されるが、アジア地域での二輪車用クラッチが 好調、日本と北米で四輪車用クラッチ販売が堅調に推移していること が寄与する。ブルームバーグ・データに登録されたアナリスト5人に よる純利益の予想平均は10億5000万円だった。

ゴールドマン・サックス証券の諫山裕一郎アナリストは26日付 の投資家向けリポートで、下期計画の修正幅が営業利益で2億円にと どまったのは、為替前提を下期に1ドル=90円(従来は1ドル=95 円)と円高に修正、海外の二輪販売やコスト削減などをやや保守的に 置いているためとの認識を示した。

ただ諫山氏は、「アジアの二輪用クラッチを中心に、足元の販売 数量は計画を上回って推移しているもようで、二輪向けを中心に上振 れが期待できる」と指摘。「買い」の投資判断を維持している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE