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米マクドナルド:アイスランドから撤退、通貨安で輸入原料コスト倍増

ファストフード世界最大手の米 マクドナルドはアイスランドの店舗を月末で閉鎖する。通貨クローナ の暴落で利益が上がらないことが理由。国内フランチャイズ権を持つ 同国企業のライストが26日、明らかにした。

ライストが電子メールで配布した発表資料によれば、アイスラ ンドのマクドナルド店舗は、調理に用いる材料の大半を輸入しており、 過去1年間でコストが倍増したことが閉鎖につながった。ライストは、 短期的に状況が変わるとは予想していないと説明した。

ライストのマグナス・オグムンドソン最高経営責任者(CE O)は電話取材に応じ、「必要な利益を得るためには、商品を20% 値上げする必要がある」と説明。「そうなれば、現在650クローナ のビッグマックの価格は780クローナ(約580円)になる」と述べ た。

クローナは昨年、国内大手銀行の相次ぐ破たんを受けて暴落。 オフショア市場でクローナはユーロに対し最大80%下落。今年も資 本規制の効果はなく、クローナは8.1%下げており、同通貨の騰落率 は、ブルームバーグが集計している新興市場26通貨のなかで、下か ら2番目となっている。

マクドナルドがアイスランドで最初に店舗を開設したのは1993 年で、現在は3店舗を運営しているが、撤退で全店舗が閉鎖となる。

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