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米投信会社エイリス、アライド・キャピタル買収で合意-約600億円

クローズドエンド型投資信託会社 の米エイリス・キャピタルは、米投資会社アライド・キャピタルを6 億4800万ドル(約600億円)相当の株式交換により買収することで合 意した。

米証券取引委員会(SEC)への26日の届け出資料によると、今 回の合意でアライドの株主は同社株1株につきエイリス株0.325株を 取得する。これは、アライドの企業価値を1株当たり3.47ドルと判断 していることを意味し、23日の株価終値を27%上回る。統合後の会社 は、65%をエイリスの株主が所有し、残り35%をアライドの株主が持 つ。エイリスはアライドの投資先をより高利回りの資産へとシフトさ せるとともに、調達コストの低減を図る意向を示した。

アライドについては、今年に入り監査役が会社存続に疑問を呈し ていた。スタイフェル・ニコラウスのアナリスト、グレッグ・メーソ ン氏は「アライドの物語の終わりだ」と語り、「基本的に同社のバラ ンスシートは崩壊した」と指摘した。アライドは今月2日の届け出で、 債務削減に向け一部資産の売却を目指していることを明らかにしてい た。

ヘッジファンド運用者のデービッド・アインホーン氏は、アライ ドが傘下のビジネス・ローンズ・エキスプレス(後にシエナ・キャピ タルと改名)を通じて詐欺的な融資を行っていたと主張していた。ア インホーン氏が率いる会社の訴えは、2007年に連邦判事によって退け られている。

アライド株は資金繰りへの懸念から、先週末までの1年間に60% 下落。26日のニューヨーク市場では88セント(32%)高の3.61ドル で終了。エイリスは1.30ドル(12%)高の11.99ドルだった。

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