コンテンツにスキップする

イッシング氏:「トービン税」構想はネス湖の怪獣のようなもの

欧州中央銀行(ECB)の元理 事(チーフエコノミスト)、オトマー・イッシング氏は26日、ロン ドン・スクール・オブ・エコノミックスでの討論会で、トービン税構 想やユーロ圏諸国の政府にとっての財政規律の重要性などについて 発言した。

◎金融取引に課税する「トービン税」を導入する案について:

「トービン税はネス湖の怪獣のようなものだ。年に1、2回現れ ては消える。十分な根拠に基づいておらず、失敗するだろう。大口投 資家がそれを回避する方法を常に見いだすため、世界規模で導入する ことは不可能なためだ」

◎ユーロ圏の財政政策について:

ユーロ圏のすべての国が同じ指標金利を共有するといった事実 を「財政政策は少なくとも部分的に補う必要がある」。「スペインは建 設業界の好況期に同業界向けの優遇税制措置を解除すべきだった。金 利引き上げを求められるべきではなかった」

◎準備通貨としてのユーロの役割について:

「2つの通貨を中心とした世界が続くだろう。ドルの支配は続く が、その役割は縮小していく。向こう10-20年間、この二極世界が 続く」

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE