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HOYA:最大1000億円買収も、ヘルスケアで-浜田COO

ペンタックスを買収したHOYA は、内視鏡や眼鏡レンズなどで構成するヘルスケア部門でも最大1000 億円規模の買収を検討する。

同社の浜田宏最高執行責任者(COO)は23日、ブルームバーグ・ ニュースのインタビューで、ヘルスケア事業で「M&Aもやっていく」 と明言。10億円程度のベンチャー企業から、ペンタックス買収時と同 規模の1000億円程度の案件まで広範囲に検討すると話した。ベンチャ ー買収では海外企業が対象となる可能性が高いことも示唆した。

同社の09年4-6月期(第1四半期)の売上高は前年同期比27% 減少したが、ヘルスケア部門だけでみると同4.4%増収。直営店舗を通 じたコンタクトレンズ販売などが好調で、売り上げに占める割合も前年 同期比の10%から14%に拡大した。同社は将来の成長分野の一つとし て強化する方針だ。

いちよし経済研究所の大澤充周アナリストはブルームバーグ・ニュ ースの電話インタビューに対し、「ヘルスケアを中核事業として育てて いくために、買収は有効な手段」と指摘。「『時間を買う』形で弱みで ある基礎技術を強化できるほか、販路も確保できる」との見方を示した。

サムスンとの提携強化も

一方、浜田氏は09年3月期に115億円の営業赤字を計上したペン タックス部門については、戦略的な提携や合併など「多くの機会を探し ている」と述べた。同社は韓国のサムスン電子とデジタル一眼レフを共 同開発しており、サムスンなどの名前を挙げた上で「電機メーカーとの 関係を強めていく」と語った。

浜田氏は山下新日本汽船(現・商船三井)を経て、米デルの日本法 人社長兼米本社副社長に就任。HOYAがペンタックス買収を完了した 後の08年4月に同社COOに就任した。

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