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短期市場:翌日物は弱含み、積み順調やレポ低位安定-金先は小反発

短期金融市場の無担保コール翌日 物は0.10%付近から弱含んでいる。銀行の準備預金の積み上げが順調 に進んでいるうえ、レポ(現金担保付債券貸借)金利も低位安定してい るためだ。

短資会社によると、翌日物は前日の加重平均金利0.109%に比べ、 大手行や信託は0.10-0.105%から調達を開始。朝方の早い段階で取引 は一巡し、一部0.08-0.09%での調達も見られている。

準備預金の積みの進ちょく率かい離幅は平均ペースに比べプラス 5%弱と順調。短資会社によると、平均的に積みを進める銀行からの潜 在的な資金需要があるものの、資金を取り急ぐ動きも見られず取引は落 ち着いている。

また、レポが低位安定していることも相場が落ち着いている背景に ある。レポ金利は0.12-0.13%と、前週末に比べて0.5-1ベーシスポ イント低下しており、銀行の手元の運用資金が潤沢なことを示唆してい る。

日銀は午前9時30分、国債買い現先オペを通知した。スポットネ クスト物(29日-30日)とターム物(29日-11月6日)が各6000億 円と、前日と同額。前日の平均落札水準は、スポットネクスト物が

0.133%、ターム物は0.130%だった。同時にコマーシャルペーパー(C P)買い現先オペ4000億円(29日-11月26日)も通知された。

この日の当座預金は4000億円減の12兆3000億円程度、準備預金 (除くゆうちょ銀)は横ばいの8兆7000億円程度になる。

金利先物は小幅反発

東京金融取引所のユーロ円3カ月金利先物相場は小幅反発(金利は 低下)。株安・債券高を受けて買いが優勢となっている。前日に中心限 月が約2カ月ぶりの安値を付けたが、市場関係者からは週末の日銀金融 政策決定会合を前に買い戻しの需要も指摘されている。

中心限月2010年6月物は前日比0.005ポイント安い99.490 (0.51%)と、前日につけた8月17日以来の安値に並ぶ場面もあった が、その後は買いが優勢になり、一時0.010ポイント高い99.505をつ けている。

30日の決定会合は、形骸化しているCPや社債の買い入れを12月 末で終了する一方、企業金融支援特別オペは来年3月末まで延長される との観測が出ており、特別オペ終了を警戒して先物を売っていた向きの 買いが強まる可能性もあるという。

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