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米CIT債保有者は条件変更後も債務交換拒否を-イーガンジョーンズ

独立系格付け会社イーガンジョ ーンズ・レーティングスは、101年の歴史を持つ米商業金融CITグ ループが破たん回避のために提案している300億ドル(約2兆7700 億円)の債務交換と事前調整型の破産法申請計画について、債券保有 者はこれを拒否すべきとの考えを示した。

イーガンジョーンズのショーン・イーガン社長とアナリストのケ ント・ヒューズ、ゲール・ガレスピーの両氏は26日付のリポートで、 CITの無担保債は額面1ドル当たり90セント程度の価値があり、優 先債権者はほぼ全額に近い回収を期待できると説明した。

CITは先週、債務再編が失敗した場合、「破たんに直面する公 算が大きい」と表明。26日になって債務交換条件の2度目の変更を発 表した。CITはまた、最大限の資産価値の救済を図るために、CI Tの現在の資産に関して別の管理手法を主張する米著名投資家のカー ル・アイカーン氏とも対立している。

イーガンジョーンズのアナリストらは「CIT債保有者は、投げ 売りの水準で今売らないことによって最適値を実現できるだろう」と 分析。債務交換が成功したとしても、CITは資金調達コストを下げ るため、2年以内に新たな債務交換を提案せざるを得なくなる可能性 があると予想した。

リポートはまた、債券保有者に対し、事前調整型の破産法申請を 支持しないよう助言し、アイカーン氏が出資を提案した場合でも受け 入れない方が「恐らく」良いだろうとの見方を示した。

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