コンテンツにスキップする

欧州債:ほぼ変わらず、独10年債利回り3.36%-供給懸念で需要減

欧州債市場ではドイツ国債がほ ぼ変わらず。ユーロ圏経済がリセッション(景気後退)からの回復の 兆しを見せるなか、国債増発により需要が後退するとの懸念が広がっ た。

先進国23市場で構成するMSCI世界指数が1.1%下げたこと を受け、独10年債は下げ幅を縮小した。同指数は一時は0.8%上昇 する場面も見られた。今週はオランダ、ドイツ、イタリアが国債発行 を予定しているほか、米財務省も総額1230億ドルと過去最大規模の 入札を実施する。また、29日に発表される10月のユーロ圏景況指数 は前月からの改善が見込まれている。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニコラ ス・スタメンコビッチ氏は、「供給面が懸念され、これは国債にとり 悪材料となる」と指摘。「先行指標はユーロ圏経済の回復を示唆して おり、これが国債相場を圧迫するだろう」と語った。

ロンドン時間午後5時15分現在、独10年債利回りは前週末比 1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.36%。一時 は9月23日以来の高水準となる同3.39%を付ける場面もあった。 同国債(表面利率3.5%、2019年7月償還)価格は0.08ポイント 下げ101.14。2年債利回りは前週末から1bp下げ1.37%。一時 は1.41%まで上昇した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE