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ドイツ銀行:デフォルト率上昇も、中小企業向けローンに安心感

ドイツの銀行最大手ドイツ銀行 は26日、2010年上期には銀行業界でデフォルト(債務不履行)率 が上昇すると見込んでいるにもかかわらず、同行は中小企業向け融資 について「安心している」との見解を示した。

同行取締役会メンバーであるユルゲン・フィッチェン氏は記者 団に対し、企業破たんが増加するなか「銀行業界にとり2010年上期 は特に試練の時となるだろう」と述べ、法人顧客の貸倒引当金に「劇 的な変化」が生じるとは思えず、デフォルト発生に備えた引当金の見 通しは変更していないと付け加えた。

同行のヨゼフ・アッカーマン最高経営責任者(CEO)は今月、 相次ぐ企業破たんにより世界の金融業会と経済は今も「脆弱(ぜいじ ゃく)」との見方を示した。フィッチェン氏は、ドイツ銀行の中小規 模の法人顧客の数は約93万社と昨年から変わらないとし、これらの 企業には国内に融資へのアクセスが十分にあると述べた。

フィッチェン氏はまた、ドイツ銀行は先週の金融大手ABNア ムロ・ホールディングのオランダ部門買収など、法人ビジネスの強化 に向けた企業買収にも前向きだとした上で、同案件は年内には完了 しないだろうと付け加えた。

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