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キリン:12年営業利益1880億円目指す、2工場閉鎖も決定

キリンホールディングスは26 日、2012 年に営業利益1880億円を目指すことを柱とする中期経営計 画を発表した。10年最盛期後をめどに栃木工場(栃木県塩谷郡)と北 陸工場(石川県白山市)の国内ビール工場2カ所の生産を終了し、国 内9工場体制に再編することも同時に発表した。

キリンHDが26日、開示した資料によると、2012年の目標営業 利益は2009年見込み(1250億円)の50%増にあたる。営業利益増加 分の200 億円は国内成長、200億円は生産・物流・調達などのコスト 削減効果、230億円は豪州事業の成長分。2010-12年度の設備投資は約 2600億円に抑制する(07-09年の現中計は約3200億円)。

キリンは7月、サントリーホールディングスと経営統合に向け交 渉していると発表。都内本社で会見した加藤壹康社長は、サントリー との統合については「前向きに話し合いを継続している状況」としつ つも、「交渉段階なので、統合の件は中計の要素には含めていない」 と述べた。統合合意は、「できれば年内、場合によっては先になる」 という。

2工場閉鎖によるコストダウン効果は年間40億円。国内ビール工 場を9工場に集約する狙いについて加藤社長は、販売と生産能力との 乖離(かいり)があったためだと語った。少子化や景気悪化で、国内 ビール市場は縮小している。国内ビール各社の1-9月のビール類 (ビール、発泡酒、第3のビール)市場全体の出荷数量は前年同月比

2.4%減の3億4526万ケース(1ケースは大瓶20本換算)。5年連続 で過去最低を更新した。

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