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日立:通期純損失予想、2300億円に上方修正-売上高は減額

国内電機最大手日立製作所は26日、 通期(2010年3月期)純損失予想を2300億円と、従来比400億円圧縮 した。各国の景気刺激策などで4-9月期の損失が縮小したため。一方 で、企業の設備投資回復の遅れなどを懸念し、売上高見通しは8兆7000 億円と同2000億円減額した。

新しい純損失予想は上期1340億円(同760億円圧縮)、下期960 億円(同360億円拡大)。営業損益の上方修正幅も上期850億円(営業 損失250億円)、通期500億円(営業利益800億円)と、それぞれ下期 を慎重にみている。同社は世界的な不況を受け前期に過去最大7873億 円の純損失を計上した。

4-6月期の営業赤字506億円から計算すると、7-9月期は差し 引き256億円の黒字に転換した形。コスト削減奏功に加え、自動車向け やデジタル機器といった事業の採算改善、受注したインフラ案件の収益 向上を理由に挙げている。営業外では半導体子会社ルネサステクノロジ の採算改善も寄与する。

7-9月期には単体ベースで、保有している関係会社の株価下落に 伴い523億円の評価損を計上する。

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