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今週のインド:中銀が27日に政策会合-ブハルティやウィプロが決算

今週のインドでは、準備銀行 (中央銀行)が27日、「ぜい弱な」景気回復とインフレ加速の兆し が見られるなか、金融政策決定会合を開く。

昨年10月以降、政策金利を計6回引き下げ過去最低水準にした スバラオ中銀総裁は5日、緊急時の金融政策を平時に戻す「出口戦 略」の遅れがインフレ加速につながるリスクがあるなか、政策当局が いつ利上げに転換するかをめぐりジレンマに直面していることを明ら かにした。シン首相は25日、アジア諸国の景気刺激策取り下げの機 はまだ熟していないとの認識を示した。

商工省が先週発表した10月10日終了週の卸売物価指数(WP I)は前年同期比1.21%上昇と、予想を上回る伸びだった。インド 首相の経済諮問委員会は21日に公表した報告書で、インフレ指標で あるWPIの伸び率は来年3月末時点で「6%前後」になる公算が大 きいと予測。同国は欧米諸国より早く金融引き締めに動く可能性があ るとの見通しを示した。

インドの政策金利は4月21日に過去最低の4.75%に引き下げ られて以降、この水準にとどまっている。4-6月期の国内総生産 (GDP)成長率は前年同期比プラス6.1%と、2007年10-12月期 以降初めて前期を上回った。

ブハルティ決算

今週は、携帯電話サービス国内最大手のブハルティ・エアテル とソフトウエア・サービス国内3位のウィプロがそれぞれ09年7- 9月(第2四半期)決算を発表する。

ブルームバーグがまとめたアナリスト予想によると、ブハルテ ィが30日発表する7-9月期の純利益は235億ルピーの見込み。同 日には同業2位のリライアンス・コミュニケーションズも決算を発表 する。

ウィプロの7-9月期の利益は104億ルピーの見込み。同業2 位のインフォシス・テクノロジーズと首位のタタ・コンサルタンシ ー・サービシズが今月すでに発表した7-9月期の利益はアナリスト 予想を上回り、両社のサービスに対する需要が回復している様子を裏 付けた。

先週のインド市場では、株価指標のセンセックス指数が前週末 比3%安の16810.81と、8月9日終了週以来の大幅安で取引を終了。 10年物国債相場は週間ベースで2週ぶりの大幅高となり、利回りは 5週連続の低下だった。通貨ルピーの対ドル相場は前週末比0.5%安 の1ドル=46.52ルピー。

-- Editors: Sam Nagarajan, Arijit Ghosh

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo 記事に関する記者への問い合わせ先: Harichandan Arakali in Bangalore at +91-80-4030-0542 or harakali@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Stephen Foxwell in Mumbai at +91-22-6633-9026 or sfoxwell@bloomberg.net.

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