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有沢製株急落、FPC材料の先行き懸念広がる-通期営業赤字拡大へ

有沢製作所株が急落し、一時 ストップ安(制限値幅いっぱいの下げ)目前の99 円(13%)安の 635円と約2週間ぶりの安値水準に沈んだ。第3四半期(10-12 月)以降、主力のフレキシブルプリント基板(FPC)材料や電機絶 縁材料の売り上げが落ち込む見通しとして、通期業績予想を下方修正 したため、業績の先行きを警戒する売りが膨らんだ。

午前終値は前週末比13%安の641円で、東証1部の下落率2位。 有沢製が23日の取引終了後に公表した業績予想の修正によると、通 期(2010年3月期)の連結営業損失は15億円と、従来計画の13億 円から赤字が拡大するもよう。FPCが在庫調整の影響で失速、モー ターコアなどに利用される電気絶縁材料も低迷しているという。上半 期(4-9月)決算が会社計画を若干上回っただけに、失望につなが った面もある。

ドイツ証券の日暮善一アナリストは26日付の投資家向けメモで、 「FPC材料需要の失速が単なる季節変動によるものなのか、一部製 品の最終需要に変化が出始めている兆しであるのかは現時点では明確 でない」と指摘。26日開催の上半期決算説明会やその後の周辺調査 などを通じ、注意深く調べる必要があるとした。投資判断は「Hold (中立)」を継続。

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