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郵船航空と近鉄エクス株が急騰、物流量回復期待-クレディS証格上げ

国際航空貨物大手、郵船航空サー ビス、近鉄エクスプレスの株価がそろって急騰。郵船航空は23日、4 -9月期業績が従来計画を上回ったもようと発表。日本発の航空輸出量 が持続的に回復していくとの一部指摘もあり、今期(2010年3月期) 業績の上ぶれ期待が強まった。

株価は郵船航空が一時、前週末比8.3%高の1305円と、5月7日 (13%)以来の上昇率を記録した。近鉄エクスも一時、同5.7%高の 2305円と約2カ月ぶりの高値を付けた。両銘柄が入るTOPIX倉 庫・運輸関連指数は1.8%高の1054.40ポイントと、東証33業種中、上 昇率ランキング4位で午前の取引を終えた。

郵船航空の4-9月期連結営業利益は1億2500万円と、従来予想 5000万円の2.5倍になったもよう。アジアでの薄型テレビ関連品や電 子部品を中心とした荷況回復を受けた。

クレディ・スイス証券は23日付で、郵船航空、近鉄エクスの両社 株の投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に引き上げた。目標 株価は郵船航空が1500円(従来1270円)、近鉄エクスが2500円 (2200円)にそれぞれ引き上げた。

担当の西山雄二アナリストは投資家向けのメモで、6月に中国の景 気刺激策によって始まった回復は、その後も両社の日本発輸出重量の増 加につながっていると指摘。「背景には受注がスポット偏重を脱して通 常貨物へと変化していることがあるとみられ、物量見通しに安心感が増 している」という。

会社側の2010年3月期の連結営業利益予想は、郵船航空が29億円 で、近鉄エクスは65億円。これに対し、クレディS証は郵船航空が32 億円、近鉄エクスが81億円と、業績の上ぶれが十分に見込めると予想 している。

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