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中国の米国債保有、実際は報告を約9兆円上回る公算-バークレイズ

英バークレイズは、中国の 実際の米国債保有額が「算出上の問題」で、報告された数字を最 大1000億ドル(約9兆2000億円)上回る可能性があると指摘 した。

バークレイズの金利ストラテジスト、アンシュル・プラダン 氏(ニューヨーク在勤)がまとめた23日付の顧客向けリポート によると、米財務省の8月の対米証券投資統計に記載された米国 債保有額約7970億ドルは「実際より少なく」、これを750億- 1000億ドル上回っていた公算がある。16日発表の同統計では、 中国が引き続き米国債の最大の買い手であることが示された。

プラダン氏はリポートで「中国が保有する米国債は9000億 ドル近いかもしれない」とし、「公的な投資家による米長期国債 の購入は取引関連のバイアスのため、少なめに報告されている」 と指摘した。

月間調査では、金融センターを経由した海外勢の米国債購入 は金融センターが位置する国が購入したと報告される。バイアス は年間調査で調整されるという。

プラダン氏は、こうした調整によって「中国が保有する米長 期国債が最も増額されるだろうとわれわれは確信している」と説 明した。

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