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石油施設攻撃のナイジェリア武装勢力:無期限休戦と交渉開始を宣言

ナイジェリアの石油施設を3 年以上にわたって攻撃していた武装勢力「ニジェール・デルタ解放運 動」(MEND)は、「無期限休戦」と紛争終結に向けた交渉開始を 宣言した。

今回の休戦は、ナイジェリアのヤラドゥア大統領とMENDの指 導者ヘンリー・オカー氏が19日に会談したことを受けたもの。ME NDの広報担当者ジョモ・グボモ氏は25日の電子メールの文書で、 オカー氏が政府も交渉入りの準備ができていることを明らかにしたと 伝えた。

MENDは2006年1月に表舞台に登場し、石油施設の攻撃を指 揮してナイジェリアの原油生産を年間20%以上減らしてきたとされ ている。MENDは今月16日、8月に提示された政府の恩赦案は原 油収入をニジェール川デルタ地帯の住民に分配するよう要求したこと に対応していないとして、3カ月間の休戦を解除していた。同地帯で はナイジェリアの原油・ガスのほとんどすべてが生産されている。

独立系コンサルタントのアントニー・ゴールドマン氏は「武装活 動が終結すれば、油井発見のかなり前からニジェール・デルタ地帯が 抱えていた環境悪化や貧困、透明性、統治といった問題の恒久的な解 決に向けた余地が広がる」と評価した。

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