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三菱重株が反発、小型原子炉の設計に着手と一部報道

(アナリストコメントなど内容を追加します)

【記者:松井博司】

10月26日(ブルームバーグ): 三菱重工業株が反発。16日以降、 じり安の展開が続いていたが、この日は一時、前週末比17円 (5.2%)高の342円まで買われ、東証1部の出来高上位に顔を出して いる。前週末には4-9月期(第2四半期)の業績速報値と小型原子 炉開発の報道の材料があった。

24日付の日本経済新聞は、同社や東芝、日立製作所がそれぞれ小 型原子炉の開発に乗り出すと報じた。ただ、三菱重工は既に07年7月 の事業説明会で、南アフリカ向けに原子力の小型戦略炉を開発し、 2012年にデモ機の運用を開始することを発表。13年から20年の間に 年間3基の原子炉を建設する予定だとしていた。

また、同社は23日、10年3月期の第2四半期累計期間の経常利 益が前年同期に比べて97%減少したようだと発表した。自動車部品な どの中量産品、発電用タービンなどの原動機、船舶などの売り上げが 落ち込んだ。利益面では円高が影響したという。

野村証券の岡嵜茂樹アナリストは同日発行のレポートで、為替感 応度の高い同社にとっては、追加的なコスト削減が下期のポイントに なると指摘している。ただ、今年度の資機材は既に購入しているもの が多く、コストの下落メリットは主に11 年3月期に出てくると予想 している。

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